「ここは随分と人が入ってないみたいだね」 適当な建物に一歩足を踏み入れると、一面が青々とした葉や蔓で覆われていた。ナイフを握りさっと腕を振るとはらはらと落ちていく。 「…ところで梓鉈」 「ん?」 「こんなにうっそうとして瓦礫まみれのとこ入るの嫌…
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